アヤックスはシュトゥットガルトの日本代表DF伊藤洋輝の獲得を断念したかもしれない。オランダ『Voetbal Nieuws』が伝えている。
シュトゥットガルトの前スポーツディレクターのスヴェン・ミスリンタート氏が強化担当を務めるアヤックス。左利きセンターバックで左サイドバックもこなす伊藤の獲得に乗り出し、2度目のオファーで移籍金1500万ユーロ(約23億7000万円)を提示したと伝えられた。
だが、『Voetbal Nieuws』はシュトゥットガルトからのそれに対するカウンターオファーは未だに届いておらず、「交渉は膠着状態に陥った」ことを指摘。また、シュトゥットガルトは日本代表MF遠藤航がリヴァプール移籍、ギリシャ代表DFコンスタンティノス・マヴロパノスがウェストハム移籍に迫っており、伊藤の売却で「移籍金を得る必要がなくなった」とも指摘されている。
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なお同メディアによれば、「アヤックスはターゲットを切り替えなければいけないだろう」とのこと。2022年にリヨンに渡ったアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコの再獲得も困難のため、今後はロイヤル・アントワープのアルゼンチン人DFガストン・アヴィラを狙うと見るようだ。