鎌田大地が苦しむ要因は?地元メディア分析「縮こまってしまった。意外性が大きな強みだったが…」

Daichi-Kamada
(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】フランクフルト(ブンデスリーガ)でパフォーマンスの低下が指摘される鎌田大地。地元メディアがその要因を分析している。

フランクフルト地元メディアが、日本代表MF鎌田大地の現状について分析している。

2月の頭まで公式戦9試合負けなし(6勝3分け)と絶好調だったが、直近の公式戦5試合でわずか1勝(1分け3敗)と失速するフランクフルト。その間3ゴールしか奪えず、攻撃陣の課題が指摘されている。そしてチームの不調もあり、鎌田大地もブンデスリーガでは10試合ゴールなし。パフォーマンスに批判の声も上がっている。

そんな中『Frankfurter Rundschau』は、「アイントラハトの創造的な部分を担う攻撃陣は、現在最高のレベルとは言えない。マリオ・ゲッツェ、鎌田大地、そしてイェスパー・リンドストロムは、昨年のような華やかなフォームを追い求め続けている」と指摘。その上で、鎌田について以下のように綴っている。

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「ワールドカップ以降、まるで虫食い状態のようだ。鎌田は今、ずっと引きこもってプレーしている。もっと多くの雑務をこなす必要がある。そして何よりも、彼は縮こまってしまった。いや、縮こまざるを得なかった。リスクに消極的になっている」

「後方の位置では、(現チームで)ミスをする余裕は殆どない。だから高い能力を持ちながらも安全なパスを選択する。意外性と予測不可能なプレーが彼の大きな強みだった。それとも、彼はシーズン後の移籍に心を奪われているのだろうか? だが、それだけで十分とは言えないだろう」

フランクフルトは今後、11日にホームでシュトゥットガルトと対戦。そして15日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグで、敵地でナポリと激突する。

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