クロアチア、快進撃のモロッコ撃破で3位決定戦制す! フル出場の37歳主将モドリッチを中心に有終の美

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(C)Getty Images
【カタール・ワールドカップ(W杯)最新ニュース】クロアチアがモロッコを下してW杯3位フィニッシュ。

カタール・ワールドカップ(W杯)3位決定戦のクロアチア代表vsモロッコ代表が17日にハリーファ国際スタジアムで開催され、2-1で勝利したクロアチアが3位で大会を終えた。

決勝トーナメントで日本、ブラジルを破るも準決勝でアルゼンチンに敗れたクロアチアと、同じくスペイン、ポルトガルを下すもベスト4でフランスを前に涙を呑んだモロッコが3位の座をかけて相まみえた。クロアチアは主将のモドリッチのほか、コヴァチッチやペリシッチらがスタメン入り。対するモロッコはツィエクやアムラバト、エンネシリら快進撃を支えてきた主力がスタートからピッチに立った。

試合は3位決定戦らしく、両チーム共に序盤から積極的に先制点を目指すオープンな展開となる。すると、その中で互いにセットプレーを決定打とする。まずはクロアチアが7分、正面からのFKでマイェルがボックス左のペリシッチにボールを入れる。ペリシッチがこれを頭で正面に折り返すと、最後はグヴァルディオルがヘディングシュートを突き刺し、クロアチアが先制する。

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それでも、モロッコも直後の9分に追いつく。右サイドからツィエクが入れたFKがニアサイドのクロアチアMFマイェルに当たると、大きく浮いたボールがゴール前へ。これに飛び込んだダリが頭でゴールに押し込み、モロッコがすぐさま1-1とした。

ハーフタイムにかけては一進一退の攻防に。クロアチアは24分にモドリッチが左足での鋭いミドルシュートを枠に飛ばしたものの、モロッコGKボノがセーブ。それでもクロアチアは、42分に追加点を挙げる。ボックス左でリヴァヤからパスを受けたオルシッチがファーにコントロールシュート。巻いたシュートが右ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれ、クロアチアが1点リードで試合を折り返す。

迎えた後半も球際に厳しい好勝負が展開される。その中で両チーム共に連戦の疲労もあって筋肉トラブルも見受けられ、交代枠を使いながらの総力戦の様相が色濃くなっていく。

そんな中、リスクを冒していったモロッコは75分、左からのクロスをゴール前で待ち構えていたエンネシリが決定的な枠内シュートを放つ。しかし、日本代表戦を筆頭に今大会で圧巻のプレーを見せる守護神GKリヴァコヴィッチがビッグセーブを披露して得点を許さない。

その後、最後までモロッコの反撃を凌ぎ切ったクロアチアがそのまま2-1で逃げ切り。この試合でもフル出場した主将のモドリッチを中心に、前回大会準優勝に続く3位という好成績で有終の美を飾った。対するモロッコは最後は連敗となったものの、アフリカ勢として史上初のベスト4という胸を張れる成績で母国に帰還する。

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