チェルシーは、ドゥシャン・ヴラホヴィッチの移籍を巡るユヴェントス側の要求を拒否しているようだ。
今夏にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任し、13日に開幕戦を迎える新シーズンへの準備を進めるチェルシー。移籍市場でも積極的に動いている中、以前からストライカーの補強が噂されていた。さらに、新加入のクリストファー・エンクンクが膝に重傷を負って12月まで離脱することが予想されており、新たなアタッカーの必要性はさらに高まっている。
そんなチェルシーだが、以前からセルビア代表FWの獲得に向けてユヴェントスと交渉していることが複数メディアで伝えられていた。ユヴェントスが望むロメル・ルカクを含めた取引が進行中だったようだが、現時点では相手クラブの要求を飲むつもりはないようだ。
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移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、チェルシーはヴラホヴィッチの獲得へ向けて移籍金2000万ユーロ(約32億円)+ボーナス500万ユーロ(約8億円)、さらにルカクの譲渡を提案したという。しかし、ユヴェントス側は4000万ユーロ(約63億円)を希望。チェルシー側にこの金額を支払う意志はなく、現時点ではこの交渉を成立させるつもりがないと伝えられている。
またイギリス『ガーディアン』も、ヴラホヴィッチと契約する予定はないと指摘。一方でポチェッティーノ監督は、プレシーズンで印象的な活躍を見せたU-21 チーム所属の20歳FWメイソン・バーストウをトップチームに引き上げる考えがあるようだ。