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アブラモヴィッチ氏が売却意向のチェルシー、今夏のプランが不透明に…補強費用激減が濃厚

19:00 JST 2022/03/04
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【欧州・海外サッカーニュース】チェルシー(プレミアリーグ)のオーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏はイギリス政府から制裁を受ける可能性が高く、クラブの売却を明言した。

オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏の決断を受け、チェルシーの今夏の補強プランが不透明になるようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。

2日、2003年にチェルシーを買収したロシア人実業家のアブラモヴィッチ氏は、ロシアとウクライナの情勢を受け、クラブを売却する意向であることを発表。チェルシーをヨーロッパを代表するチームに押し上げた功労者の退任が決定的となった。

昨夏にはクラブ史上最高額となる9700万ポンド(約150億円)でロメル・ルカクを獲得したりと、積極的な投資を敢行してきた同クラブだが、新オーナーが決まらなければ今夏の大規模な補強は厳しいと考えられている。

さらに、ロシア軍のウクライナ侵攻を指揮するウラディミール・プーチン大統領とのつながりもあることから、イギリス政府がアブラモヴィッチ氏に対して資産凍結等の制裁を科すことが濃厚で、他者へのクラブ売却が認められない可能性も浮上する。

そのため、仮にアブラモヴィッチ氏がオーナーのままであり続けた場合、今夏の移籍市場でチェルシーが億万長者のオーナーに頼らず、得られた利益のみを補強費用にする静かな夏を過ごす可能性が高まっている。

しかし、チェルシーが抱える問題はこれだけではない。既存戦力の契約更新もまとまっておらず、アントニオ・リュディガー、セサル・アスピリクエタ、アンドレアス・クリステンセンは今夏に契約満了を迎える。他クラブからの興味が頻繁に報じられており、現状のチェルシーが引き留めできるかは不透明だ。

なお、同メディアによると、現時点でトーマス・トゥヘル監督の進退は問題なく、クラブの売却如何にかかわらず最低でも2024年夏まではクラブに献身する可能性が高い。しかし、新オーナーが誕生した場合、会長のブルース・バック氏、ディレクターのマリア・グラノフスカイア氏の両者がクラブから去る可能性も指摘されている。

現時点で、アブラモヴィッチ氏が30億ポンド(約4600億円)のオファーを受け取ったと伝えられており、その他にもスイスの億万長者ハンスユルグ・ヴィース氏、アメリカ人投資家のトッド・ベーリー氏がクラブ買収に興味を示すと報じられている。