5連敗で11位低迷、すでに無冠確定…スターリングが語るチェルシーの大不振「毎回怒りや失望を感じる」

Raheem Sterling Chelsea 2022-23
Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】今季2度の指揮官交代に踏み切ったチェルシーは、現在プレミアリーグ11位に沈む。

チェルシーFWラヒーム・スターリングは、苦しい戦いが続く現状について思いを語った。

昨夏にマンチェスター・シティからチェルシーに加入したスターリング。しかし、リーグ戦では4ゴールのみと他の新戦力同様に期待されていた活躍が見せられておらず、批判の対象に。さらにチームは2度目の監督交代を強いられたが、フランク・ランパード体制では公式戦5連敗。すでに無冠が確定し、プレミアリーグでは11位に沈んでいる。

トロフィーに囲まれたマンチェスター・C時代から一転して、厳しい時間をチェルシーで過ごすスターリング。イギリス『ザ・サン』のインタビューで、「ピッチを後にする時、いつも僕らはがっかりしているし、怒りや失望を感じている」と話し、難しい状況の続くことへの思いを語った。

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「試合が終わった後、宙を見つめながらロッカールームに座っていることが何度かある。何が起きたのか理解できないからだ。受け入れるのが難しい。いつだってポジティブな解決方法を探そうとしている。選手たち同士で最後の10分間などについて話し合おうとしている。でも、簡単なことではない」

「僕たちは正しい方向に目を向ける必要があるし、将来のために次の監督として誰が来るかにも注目する必要がある。前の所属クラブでは自分の時間を楽しんだし、多くのトロフィーを勝ち取った。でも、僕は新しい挑戦が好きで、これは僕が望んだ挑戦なんだ。こんな状況からトロフィーを勝ち取ることができれば、より味わい深いものになるだろう」

「ドレッシングルームにある能力に疑いはないし、このスカッドをコントロールすることのできる監督がいれば、僕たちには毎年タイトルに挑戦できる以上の力があるよ」

なおチェルシーは、現在マウリシオ・ポチェッティーノ氏の招へいに動いていることが伝えられている。

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