「君たちは何もわかっていない」チェルシー指揮官、自身への非難に反論
チェルシーのグラハム・ポッター監督は、自身への批判に対して反論した。
昨年9月にトーマス・トゥヘル監督の後任として、ブライトンから引き抜かれてチェルシーの指揮官に就任したポッター監督。さらに1月に超大型補強を敢行したものの、なかなか結果が残せず。プレミアリーグ10位に沈む状況が続いている。
そして先日のウェストハム戦(1-1)、相手MFトマーシュ・ソーチェクがボックス内でハンドしたと話題になったシーンについて、ポッター監督のリアクションも話題に。VARレビューでもPKが与えられずに物議を醸したが、その際にポッター監督が怒りを見せなかったとして一部で非難する声も上がっていた。
しかしポッター監督は、非難に反論。チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のドルトムント戦へ向け、以下のように語っている。
「もちろん、私は怒る。人間は誰しもがそうだ。そうすべきと信じる振舞いを取っているだけだ。感情的なものではあるが、私にはチェルシーや試合への責任がある。怒りなどの感情なしで、イングランド9部からコーチングキャリアを始めてチェルシーやCLといったこの地点にまでたどり着けると思うのなら、それは君たちが何もわかっていないということだ」
またポッター監督は、自身にとって初のCLノックアウトステージに向けて意気込んでいる。
「フットボールの頂上であるCLのノックアウトステージだ。興奮していなければ間違いなくおかしなことだね。素晴らしい雰囲気の8万人を前に、ファンタスティックなチームとの対戦はとても大きな試練だ。我々全員がこの試合を楽しみにしている」
「心からワクワクするスカッドがチェルシーにはある。しかしこれは挑戦であり、まだまだやるべきことがある。新しいグループの形を作るときはいつだって、お互いを理解し合ったり、取り組みを機能させるために時間が掛かるものだ」