チェルシー、元指揮官ランパードが電撃復帰へ…暫定指揮官として週末からチーム指揮が近づく
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チェルシーがフランク・ランパード監督の招聘に近づくようだ。イギリス『スカイスポーツ』などが伝えた。
昨年9月にトーマス・トゥヘル監督の後任としてグレアム・ポッター監督を招聘したチェルシー。しかし、国内カップ戦での早期敗退やプレミアリーグ11位に沈む中、クラブは2日に今シーズン2度目の指揮官交代を決断した。
現在、今シーズン唯一の目標となったチャンピオンズリーグに向けてチェルシーは新指揮官を模索中。ルイス・エンリケ監督やユリアン・ナーゲルスマン監督、マウリシオ・ポチェッティーノ監督などの名前が候補に挙がっている。
5日には元スペイン代表のルイス・エンリケ監督がチェルシーと話し合いをするためにロンドンに渡ったと報じられたが、どうやらランパード監督が暫定指揮官としてウェストロンドンの古巣に帰還する可能性が高まっているようだ。
『スカイスポーツ』によると、チェルシーとランパード監督の交渉は進展する模様。このまま順調にいけば、同指揮官が今週末のウォルヴァーハンプトン戦からチームを指揮することが予想されている。
現役時代にチェルシーで大活躍したランパード監督は、2019年夏から1年半にわたってチェルシーを指揮。その後、成績不振により2021年冬に解任された後、昨冬から1年間にわたってエヴァートンを率いていた。今年1月に職を解かれてからは無所属の状態だったが、スコアレスドローに終わった4日のリヴァプール戦でスタンフォード・ブリッジで試合を観戦していたことが確認されていた。