大注目エンソ・フェルナンデス、チェルシー行きで合意か…現在クラブ間で交渉中

ベンフィカのエンソ・フェルナンデスがチェルシー加入で合意したようだ。
今シーズンにリーベルプレートからベンフィカに加入したフェルナンデス。すると、すぐさまチーム内で定位置を掴み、ここまで公式戦24試合に出場してプリメイラ・リーガ首位、チャンピオンズリーググループHでパリ・サンジェルマンとユヴェントスを退けての首位通過を果たしたチームの中で大活躍する。
また、フェルナンデスはカタール・ワールドカップでアルゼンチン代表の一員としてプレーし、7試合全試合に出場して36年ぶり3度目の優勝に貢献。さらに、21歳の同選手は大会最優秀若手選手にも選出されていた。
この活躍を受け、冬の移籍市場開幕を前にヨーロッパ各国のビッグクラブからの興味が頻繁に伝えられる。中でも、チェルシーが大きな動きを見せており、フェルナンデスの契約解除金に当たる1億2000万ユーロ(約168億円)をベンフィカに提示したとも伝えられている。
そして、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、フェルナンデスはすでにチェルシーに対して「イエス」と回答した模様。さらに、同氏は「チェルシーは今、ベンフィカと直接話し合っている。契約解除金に代わるとても高額な移籍金を支払う意思がある。ただし、ベンフィカは常に1億2000万ユーロ全額を求めている」と伝えた。
なお、ベンフィカのロジャー・シュミット監督は、主力流出の可能性について「12月31日まで我々はすべての選手を擁していることを確信している。そして、移籍市場が開き、大きなタレントのある選手がいたとき、常に選手を失うリスクがある。もちろん、エンソだけではない。すべての選手に言えることだ」と話し、以下に続けている。
「これもフットボールビジネスの一部で、彼らにそのチャンスがあれば、彼らは決断を下さなければならない。私は彼らにアドバイスをすることはできる。しかし、彼らには1つのキャリアしかないのだから、私は常に選手たちの決断をリスペクトしている」