セルティック指揮官、古橋亨梧と旗手怜央の日本代表落選に「どんなに困難なことがあっても彼らは乗り越えられるはず」
セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、日本代表から落選した古橋亨梧と旗手怜央について語った。
2021年夏からセルティックでプレーし、ここまで大きなインパクトを残す古橋。今シーズンに至っては公式戦26ゴールをマークする好調を続けている。一方、約1年前に加入した旗手は、3冠の可能性を残すチームの中盤で好パフォーマンスを続け、ほとんどの試合で現地メディアから高い評価を受けている。
そんな古橋と旗手だが、先のワールドカップで日本代表のメンバーから落選。そして、先日に発表されたワールドカップ後初のインターナショナルブレイクのメンバーにも招集されないことが決まった。
この決定がスコットランドでも広く報じられる中、セルティックのポステコグルー監督は17日のプレスカンファレンスで古橋と旗手の日本代表招集外について語った。
「両選手ともに本当に良くやっているし、選出されなかったことは彼らにとって残念なことだが、これがインターナショナルフットボールの本質だ。代表チームの監督の決定次第だ。ワールドカップの選出から外れること以上に大きな失望は多くはないだろう。この2人の選手のこの件に対する応答の仕方を見ればわかるが、彼らは今まで以上に良いフットボールをプレーしている」
「彼ら2人はとても気持ち強く、彼らはフットボールの頂点を目指している。彼らの目の前にどんな困難なことがあろうとも、彼らは乗り越えられるはずだ。私の役割は彼らがそうできるように助けることだ」
また、ポステコグルー監督は、“リーグのレベル”について語った森保一監督への批判が出ていることについてもコメントした。
「それは1人の人間の意見であり、我々が答えを出せることかはわからない。個々の選手の選出がリーグのレベル次第だとは思わない。ここから離れ、いくつかのより大きなリーグに行って良いパフォーマンスを見せている多くの選手たちがいる。スコットランドの多くの選手たちが国際レベルできわめて良くやっているし、反対に5大リーグからここにきて苦しむ選手たちもいる。だから、1人の人間の意見が間違いだったり、正しいということを意味してはいない」