シュトゥットガルト、ビーレフェルトが残留へ望みつなぐドロー。アウクスブルクは痛い敗戦

ブンデスリーガ第32節が30日に行われ、各地で日本人選手がチャンスを得た。
降格圏に沈む17位ビーレフェルトは15位ヘルタ・ベルリンと対戦。38分には奥川雅也がスルーパスに抜け出し、シュートを放つが、惜しくもオフサイドに。55分にヘルタが先制する。コーナーキックからルーカス・トゥザールが頭で合わせ、ネットを揺らした。
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敗色濃厚となったビーレフェルトだが、終盤に同点に。アーリークロスをヨアキム・ニルソンが高い打点で合わせ、1-1に。残留争い直接対決は痛み分けに終わった。
16位シュトゥットガルトは12位ヴォルフスブルクとホームで対戦。遠藤航、伊藤洋輝が揃ってスタメンに入った。しかし、先制したのはヴォルフスブルク。13分、マクシミリアン・アーノルドのコーナーキックからジョン・ブルックスが頭で叩き込み、先制点を獲得する。34分には遠藤が厳しいタックルでイエローカードを受ける。
試合は終盤にシュトゥットガルトが追いつく。89分、左サイドを突破したエンツォ・ミローのクロスをクリス・フュルリッヒが合わせ、同点に。1-1のドローに終わっている。
また、14位アウクスブルクは7位ケルンに前半から圧倒される。12分にヤン・ティールマンのゴールで先制されると、その3分後にはマルク・ウートの見事な左足ボレーで0-2に。63分にもアントニー・モデストのPKでケルンが3点目を挙げる。73分にはアウクスブルクが1点を返すも、77分にモデストがダメ押し弾を奪い、1-4に。結局、そのままケルンが4-1と勝利した。
残り2試合で14位アウクスブルクが勝ち点35、15位ヘルタ・ベルリンが同33、16位シュトゥットガルトが同29、17位ビーレフェルトが同27となっている。なお、18位グロイター・フュルトはすでに降格が決定している。
