長谷部先発復帰のフランクフルト、上位対決落とし連敗…ドルトムントは9連勝で暫定首位へ

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(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】ブンデスリーガが25日に行われた。

ブンデスリーガ第22節が25日に行われた。

6位フランクフルトは5位RBライプツィヒと上位対決に挑んだ。マリオ・ゲッツェの欠場に伴い、鎌田大地が2列目に。ベテランの長谷部誠もスタメンに戻ってきた。試合は立ち上がり、フランクフルトのプレスをかいくぐり、ライプツィヒがシュートシーンを作る。すると6分、トゥタのミスを拾ったエミル・フォルシュベリがスルーパス。これをティモ・ヴェルナーが左足で流し込み、ライプツィヒが先制する。

フランクフルトはその後も形が作れずにいると、40分にライプツィヒが鮮やかな速攻。ヴェルナーが左サイドの裏を取ると、折り返しをフォルシュベリがきっちりと決めてみせた。後半開始早々に鎌田のパスからコロ・ムアニがシュートに至るが、バーに嫌われる。61分、右からのクロスをジブリル・ソウがコントロールすると、右足で叩き込み、フランクフルトが1点を返す。フランクフルトはこの得点をきっかけに息を吹き返す。

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同点に追いつきたいフランクフルトは鎌田を下げ、FWラファエル・ボレを投入する。85分にはライプツィヒの素早い攻撃からコンラッド・ライマーに決定機が訪れるが、シュートは枠を捉えきれず。クリストファー・エンクンク、アンドレ・シウバの攻撃陣がフランクフルトに脅威を与え続ける。87分にはライマーのクロスにシウバがドンピシャでヘディングシュートを放つが、これはケヴィン・トラップがセーブした。長谷部も下げ、攻撃に出たフランクフルトだが、追いつくことはできず1-2と敗れている。

ボーフムの浅野拓磨はブレーメン戦で先発。30分、ニクラス・フュルクルークが頭での折り返しからボレーで決め、ブレーメンが先制に成功する。43分には一瞬フリーとなったニクラス・シュミットがゴール右から冷静にニアを突き、ブレーメンがリードを2点に広げる。59分にも追加点が生まれ、ブレーメンが3-0とする。その後、浅野は65分に途中交代となった。試合はそのままブレーメンが3-0と勝利している。

2位ドルトムントはホッフェンハイムと対戦。43分、マルコ・ロイスのFKからユリアン・ブラントがかがんで背中で合わせ、大きな先制点をつかむ。後半、ドルトムントが決定機を作りつつ、GKの好守もあって追加点は生まれず。ホッフェンハイムもセットプレーから見せ場を作ったが、最後の部分で精度を欠き、1-0で終了。ドルトムントが公式戦9連勝でついに暫定首位へ浮上している。

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