現役を引退したばかりのレジェンド、ジャンルイジ・ブッフォンはイタリア代表の新たなチームの代表責任者(コーディネーター)になることが発表された。
17歳時の1995年にパルマでトップデビューを飾ってレギュラーとなったブッフォンは、2001年に当時のGK歴代最高額の移籍金でユヴェントス入り。その後、2018年まで長らく主力を務めた後にパリ・サンジェルマンに移籍し、2019年から2シーズンは再びユーヴェでプレーした。
その後、直近の2シーズンはユースを過ごした心のクラブであるパルマに復帰。現行契約は2024年までとなっていたが、今年1月に45歳の誕生日を迎えた中、契約解除での現役引退となった。
イタリア代表でも176試合に出場したレジェンドであるブッフォンは。1月に亡くなったジャンルカ・ヴィアッリの後任としてイタリア代表の代表責任者に就任。イタリアサッカー連盟のガブリエレ・グラヴィナ会長は以下のように語っている。
「イタリア代表にとって素晴らしい日だ。彼の情熱、カリスマ性、プロフェッショナリズムは、特別なラブストーリーに新たなエキサイティングなページを刻む決定的な存在となるだろう。彼をクラブ・イタリアに呼び戻し、私たちのプロジェクトに参加させることは、以前からの私の目標だったので、個人的にはとても満足している。彼のサッカー選手としてのキャリアを彩ったのと同じような満足感とともに、それを経験してほしいと願っている」
また、ブッフォンは自身のSNSで「私が代表チームに戻るのは、30年前に初めてコベルチャーノの門をくぐったあの子供は、今でも夢を見続け、イタリアのファンとともにこの夢を生きたいと願っているからだ」と就任の理由を説明している。