CLとポカール敗退。就任後公式戦6戦2勝のみ…バイエルン、トゥヘルが主張「危機的な状況であるとは言えない」
バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督は、現在のクラブが危機的な状況ではないと主張した。
3月末にユリアン・ナーゲルスマン監督を解任したバイエルンは、同時にトゥヘル監督の就任を発表。同指揮官の古巣であるドルトムントとの天王山には勝利したものの、その後DFBポカールで敗退し、チャンピオンズリーグ準々決勝ではマンチェスター・シティに力の差を見せつけられて3年ぶりの優勝の可能性は潰えた。
残されたブンデスリーガでこそ首位に立つものの、バイエルンはトゥヘル監督就任以降の公式戦6試合でわずかに2勝のみと厳しい状況に。そんなクラブの現状について、22日のマインツ戦を前にした会見で同指揮官は思いを口にした。
「3年の間DFBポカール準決勝がないということはクラブにとって十分でないということを完全に理解している。しかし、3年連続のチャンピオンズリーグ準々決勝進出は、決して危機的な状況ではない。すべてのことを疑問に感じる必要はないし、常に現実的な感覚を持っている」
「多くのビッグクラブが準々決勝にすらたどり着けない。もちろん、我々は今でも野心的で、常にさらなるものを望んでいる。それに、我々はまだブンデスリーガの首位だ。我々が危機的な状況だなんて言えない」
また、トゥヘル監督はオリヴァー・カーンCEOがバイエルンから退任すると報じられることについても口を開いた。
「まったく何も読んではいない。今朝、ここに来て、ここで良いエネルギーを感じている。私にできることに対して影響力を及ぼそうと思う。噂にはコメントしたくはない。カーンと(ハサン)サリハミジッチは選手としてこのクラブを作ってきた。彼らとの間に良いコミュニケーションがある」
<7日間無料トライアル実施中!>今週4/22(土)「ドルトムント×フランクフルト」『ブンデスリーガLIVEアプリ』全試合LIVE配信