PSGに先勝のバイエルン。指揮官には驚きも「あれだけボールを持てるとは…パリが消極的だった」
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バイエルン・ミュンヘンの面々がパリ・サンジェルマン(PSG)撃破に喜びを示した。UEFA公式サイトが伝えている。
14日に行われたチャンピオンズリーグラウンド16ファーストレグでバイエルンは敵地でPSGと対戦。0-0で前半を折り返すと、53分に元PSGのコマンがバイエルンに先制点をもたらす。その後、バンジャマン・パヴァ―ルが退場となるも、最後まで強力な攻撃陣をゼロに抑えたバイエルンが1-0で先勝した。
ユリアン・ナーゲルスマン監督は 「最初の25分間は本当にいいプレーができた。自分たちがあれだけボールを持ったことに少し驚いた。パリがあれほど消極的になるとは思っていなかったし、いい前半だった。後半は、素晴らしいスタートを切ったが、その後、少し均衡が崩れた。しかし、彼らが本当に脅かした2回は、オフサイドだった」とチームのパフォーマンスに満足した。
無失点に抑えたGKヤン・ゾマーは「前半はゲームをコントロールできていたが、中断後はもう少し自分たちの力を発揮できた。以前より少し(準々決勝に)近づいたが、セカンドレグは簡単にはいかないだろう」と警戒した。
また、古巣戦となったエリック・マキシム・シュポ=モティンは「パリはとてもいいチームだから、勝ててとてもうれしいよ。今日は全員が勝ちたいという気持ちを、チームとして示してくれた。個々のクオリティーが高いことは分かっているが、それをピッチ上でまとめ、最初から最後まで戦い抜く必要がある」と意気込んだ。