バルセロナ副会長、J・フェリックスの加入願望に「誇り高い。デコとチャビが話し合い決定する」と発言…社交辞令か?
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バルセロナのスポーツ部門副会長ラファ・ジュステ氏が、自クラブへの移籍願望を公にしているアトレティコ・マドリーFWジョアン・フェリックスについて言及した。
今夏でのアトレティコ退団を希望するJ・フェリックスは、クラブの許可なく応じたインタビューで「バルセロナでプレーすることが子供の頃からの夢だった」「あそこに移籍できたら素晴らしい」とバルセロナへの移籍願望を公言している。
そして20日のラ・リーガ第2節、ホームでのカディス戦(2-0)を前にスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたジュステ氏が、J・フェリックスの発言についての見解を求められた。バルセロナのスポーツ部門を統括する同氏は、ポルトガル代表FWの発言について「誇り高い」との感想を述べている。
「ジョアンのような極上の選手が加入したいと言ってくれるなど、このクラブにとって誇り高いことだ。ただ、そのテーマは監督のチャビとスポーツディレクターのデコが話し合い、決定を下すこととなるね」
なおスペインメディアの間で、バルセロナが実際的にJ・フェリックスに対して興味を持っているのかどうかは、意見が分かれている。『アス』は、今後バルセロナの補強に関する全権を握るデコ氏が、J・フェリックスの獲得を本当に狙っている可能性を報道。その一方で『レレボ』は、バルセロナが現在目指してる補強が攻撃的MFと右サイドバックであり、レンタル料として2200万ユーロの費用がかかるJ・フェリックスが獲得候補ではないことを強調。ジュステ氏の言葉が社交辞令であるとの見解を示している。