枠内シュートわずか1本…アルメリアに敗れたバルセロナ、チャビ「頭にきている。今季最低の試合だ。失敗した。ファンに謝りたい」
26日のラ・リーガ第23節、バルセロナはアウェーでのアルメリア戦を0-1で落とした。チャビ・エルナンデス監督は試合後、自チームのパフォーマンスについて憤りを表すとともに、サポーターに謝罪している。
勝利で2位レアル・マドリーとの勝ち点差を10に広げることができたバルセロナだったが、24分にエル・ビラル・トゥーレのゴールを許すと、アルメリアの堅守を崩す術なく1点ビハインドのまま試合終了までを過ごした。とりわけ攻撃のアイデア不足は深刻で、クロス攻撃一辺倒となって枠内シュートはわずか1本にとどまった。
チャビ監督は試合後、大きな失望と怒りの感情を隠すことができなかった。
「本当に頭にきている。私たちは今季最低の試合をしてしまった。何よりも前半だ。チームはボールを回すこともインテンシティーもプレーリズムも欠いていた。サポーターに謝りたい。私たちは失敗してしまった。前半の内容は理解することができない。誠実に言って、私たちは失敗した。おそらく疲労や欧州カップの敗退が響いたのだろう。だが私たちはリーグ優勝を求めているのであり、頭のチップやら多くのことを変えなくてはいけなかった」
「今季最低の試合だ。今日はラ・リーガで重要な一歩を踏むべき日だったんだ。私たちに言い訳はない。私たちはプレーに臨む意欲、インテンシティーを欠いてしまった。それが一番心配していることだ。失敗することだってあるが、それでも情熱や気合は示すべきだし、前半の私たちにはそれが欠けていた。私たちは大切な日にしくじった」
「私たちは立ち上がり、戦わなくてはいけない。しかし私たちのラ・リーガ優勝が余裕だと思われているならば、それは違う。私たちは現ラ・リーガ&チャンピオンズリーグ王者のレアル・マドリーと競い合っているのであり、それは骨が折れることなんだ。もっとインテンシティーとプレーリズムを高めなくてはいけない。今日、私たちは前半に失敗した」
「失望は大きい。私たちはしくじってはいけなかった。今日手にしていたチャンスは黄金のものだったんだ。できる限りを尽くしたが、しかし物にすることはできなかった。