バルセロナ、19歳ガリードがトップチームデビュー「チャビにボールを奪われたら二度とプレーさせないって言われた(笑)」

Xavi Garrido
Getty Images

1日のラ・リーガ第27節、敵地マルティネス・バレーロでのエルチェ戦に4-0で勝利したバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督はこの試合で、下部組織所属のMFアレイクス・ガリードをデビューさせている。

ガリードは2012年にバルセロナの下部組織に加入し、現在はユース及びBチームでプレー。ラストパスを最大の武器とする中盤の選手で、トップチームではMFペドリに似ている存在と言えるかもしれない。チャビ監督はそんなガリードをエルチェ戦の終盤、FWアンス・ファティとの交代で起用している。

危なげないプレーを見せたガリードは試合後、『バルサTV』とのインタビューで現在の心境を次のように振り返った。

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「これまでの人生で一番幸せな日だ」

「本当にうれしい。チャビはもちろんのこと、ここまでたどり着くための助けとなってくれたすべての人たちに感謝をしたい」

ガリードはまた、トップチームデビューに至った経緯も説明している。

「3カ月の怪我をしていたんだけど、月曜日に翌日のトプチームの練習に参加するよう連絡があった。何が起こっているか信じられなかったよ。でも、こうやってデビューを果たせたんだ」

「チャビには、もしボールを失うようなことがあったら、もう二度とプレーさせないって言われたよ(笑)。でも、それこそが自分がすべきこと、できることなんだ。チャビが知ってくれていてうれしい。そうすることができるならば1部でも出場機会を得られるはずだ。それこそが僕の目標なんだよ」

ガリードはまた、その直後に受けたスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、まだ若いながらもここまでの長き道程を振り返った。

「色々な感情が混ざり合っている。自分の人生で最高の瞬間だって言えると思うよ。僕はこのクラブで11年間過ごしてきた。今手にしている感覚は信じられないものだ。もっと多くの試合で出場できることを期待しているよ」

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