アーセナルは、スペイン代表GKダビド・ラヤの獲得が決定的となったようだ。
昨季19年ぶりのプレミアリーグ制覇に近づいたが、マンチェスター・シティに優勝を譲っていたアーセナル。新シーズンへ向けて今夏の移籍市場ではデクラン・ライス、カイ・ハヴァーツ、ユリエン・ティンバーの獲得に2億ポンド以上を投じ、リーグ制覇を目指し積極的なチーム強化に動いている。
そんなアーセナルだが、2年前に加入したイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが正守護神を、昨季からチームに合流したアメリカ代表GKマット・ターナーがセカンドGKを務めていた。しかし9日、ターナーのノッティンガム・フォレスト移籍が決定。そして、かねてより伝えられていたラヤの獲得が間近に迫っているようだ。
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『The Athletic』によると、アーセナルはブレントフォードと買い取りオプション付きのレンタル移籍で合意。レンタル料は300万ポンド(約5億5000万円)、来夏に有効となる買い取りオプションは2700万ポンド(約49億円)に設定されたようだ。ラヤの現行契約は残り1年となっていたが、今回の移籍に伴いブレントフォードと契約を延長する予定だという。スペイン代表GKは9日にチームへ別れを告げ、10日もアーセナルでのメディカルチェックを受けると伝えられた。
なお、ラヤとアーセナルは4年契約を結ぶ模様。ミケル・アルテタ監督らは、ラムズデールとのハイレベルな競争を期待しているようだ。プレミアリーグ開幕が間近に迫る中、実力者の獲得が決定的となった。