FWの補強を望むアルテタ「1人しかいないことは問題」…噂されたフェリックスはチェルシー移籍濃厚に

【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】アーセナル(プレミアリーグ)のミケル・アルテタ監督は、1月の移籍市場でアタッカーの補強を願っている。

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、1月の移籍市場での補強を望んでいることを改めて明かしている。

プレミアリーグで17試合消化時点で勝ち点44を稼ぎ、2位マンチェスター・シティに5ポイント差をつけて首位を走るアーセナル。しかしガブリエウ・ジェズスの長期離脱もあり、アタッカーの選手層には不安の声が上がっている。

そんなアーセナルは、1月の移籍市場でアトレティコ・マドリーFWジョアン・フェリックスの獲得を検討していることが伝えられていた。しかしポルトガル代表FWは、同じ街のライバルであるチェルシーへのレンタル移籍が濃厚に。ターゲットの1人を逃す形となるが、アルテタ監督は特定の選手の名前を避けると同時に、現有戦力の改善と補強を希望していることを明かした。

「私の仕事は、ここにいる選手たちをできる限り高いレベルに引き上げること。トライしていくつもりだ。そしてもし補強があるならば、最高だね」

ジェズスの離脱により、アーセナルでは現在トップチームのストライカーがFWエディ・エンケティアのみとなっている。指揮官は「問題は(ストライカーが)1人しかいないことだ。そしてギャビーが戻ってくるまで何ヶ月もかかるのは簡単なことじゃない。それでも今いる選手たちのベストを引き出すつもりだ」と続けている。

なおアーセナルは現在、ウクライナ代表MFミハイロ・ムドリクの獲得に向けて動いている模様。『CBS Sports』のベン・ジェイコブス記者によると、シャフタール・ドネツクと9日に会談し、「非常にポジティブ」な話し合いが行われたようだ。今後の動向に注目が集まっている。

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