首位快走のアーセナル、ペップの「優勝候補」発言にアルテタは…「まだシーズンの大半が残っている」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、フラム戦の勝利を喜んでいる。クラブ公式HPが伝えた。
12日に行われたプレミアリーグ第27節で、フラムと対戦したアーセナル。敵地での一戦となったが、レアンドロ・トロサールが前半だけで3アシストを記録する大活躍で、ガブリエウ、マルティネッリ、ウーデゴールが次々にネットを揺らすことに成功。そのまま3-0と快勝を収めている。
これで2位マンチェスター・シティとの5ポイント差を維持し、首位を守ったアーセナル。アルテタ監督にとってはアーセナルでの100勝目に到達するメモリアルマッチとなったが、「素晴らしいことだね。これからも続けていかないと。光栄なことだよ。でも、残念ながら何のタイトルでもない。まだまだ成長しないとね!」と謙虚に語っている。
今季のアーセナルは、勝率73%と見事な成績を残している。指揮官はチームの安定感について、「信じられないようなことだ。これはクラブの多くの人間が正しいことを行っていることを意味するね。チーム内の多くの選手が目覚ましい貢献をしてくれている。そして、サポーターだ。私の意見ではあるが、彼らのエネルギーがこのチームを別物にしてくれる。本当に嬉しいよ」と関係者全てに感謝を述べた。
19年ぶりのプレミアリーグ制覇も期待されるアーセナル。2位マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、現在首位を走るチームを「優勝候補」と語っている。恩師のこの発言について、アルテタ監督は「それはわからないね」としつつ、以下のように続けた。
「我々はただ、謙虚になること、次のトレーニングに取り組むこと、毎日成長するために努力することを話し合っており、それだけにフォーカスしている。まだシーズンの大半が残っているんだよ」