マラドーナ氏の“神の手”ゴールの試合球がオークションへ…予想落札価格は4億円以上に

Diego Maradona Peter Shilton Hand of God 1986
Getty
【欧州・海外サッカーニュース】ディエゴ・マラドーナ氏がイングランド戦で着用したユニフォームには、スポーツ界最高額となる714万ポンドの値が付けられていた。

元アルゼンチン代表FW故ディエゴ・マラドーナ氏が伝説になった1986年ワールドカップイングランド戦の試合球がオークションに出され、250万ポンド(約4億円)以上の値が付くことが予想されている。

2020年11月に他界したフットボール界のレジェンド、マラドーナ氏。1986年ワールドカップの準々決勝イングランド戦で伝説の“神の手”ゴールや5人抜きを披露してアルゼンチンを優勝に導いた。

今年春には、マラドーナ氏が36年前のイングランド戦で着用したユニフォームがスポーツ界史上最高額となる714万2500ポンド(約11億9000万円)で落札されていた。そして、今度はこの試合で使用されたボールが出品されることになる。

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現在、このボールを所有するのはアルゼンチンとイングランドの一戦を裁いたチュニジア人の元レフェリー、アリ・ビン・ナセル氏。30年以上にわたり手元に置き続けたものの、同氏は「このボールは国際フットボール史の一部だ。世界とこのボールを共有するのに適切なタイミングだと感じた」と手放すことを決めた思いを語った。

ビン・ナセル氏がこの試合で着用したシャツやのちにマラドーナ氏から送られたサイン入りのユニフォームとともに11月に出品されるこのボールには、250万ポンドから300万ポンド(約4億円から5億円)の値が付くと予想されている。

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