アンチェロッティ「ソシエダはラ・リーガで優勝できるか?よく戦っているが、私は尚早だと思う」

Carlo Ancelotti Real Madrid 2022-23
Getty Images

29日のラ・リーガ第19節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・ソシエダ戦をスコアレスドローで終えた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、次チームが勝利に値したことを強調している。

終始ゲームを支配したにもかかわらず最後の詰めで精度を欠き、GKレミーロの好守にも遭ってソシエダと勝ち点1を分け合ったマドリー。しかし試合後会見に出席したアンチェロッティ監督は手応えをつかんでいる様子だった。

「私たちはとても良い試合をした。勝利に値したよ。チームは上向いているし、成長している。ボールを持っても持ってなくても良かったし、完璧な内容だったが、ゴールを決めることだけができなかった。この引き分けには満足感を得られる。私たちにとっては最高の試合の一つだ」

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しかし前日にジローナを下した首位バルセロナとの勝ち点差は、5に広がっている。

「5ポイント差になってしまったし、私たちは走らなければいけない。バルセロナはとても素晴らしいことを成し遂げているが、まだ多くの試合が残されている。1月は厳しいものだったがチームは成長しているし、良くなっている。彼らと争っていくよ」

DFメンディとDFアラバを欠いたアンチェロッティ監督は、MFカマヴィンガを左サイドバックで起用した。

「彼はよくやっていた。慣れているポジションではないが、ヴィニシウスとともに何度もチャンスをつくってくれた。彼にとって快適というわけではないがオプションにはなり得る。彼はボランチでもサイドバックでもエネルギーを与えてくれるね。ヴィニシウスがいればサイドバックは中に入らなければいけないんだが、彼は見事にやってのける」

また3位のソシエダがラ・リーガ優勝を争えるかどうかを問われると、こう返答した。

「彼らはすべての試合でよく戦っている。しかしラ・リーガ優勝となると、私には尚早のように思えるがね」

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