森本貴幸の10年ぶりシチリア復帰が消滅?アクラガス幹部が報道に声明「砂埃が舞ったが…」
Getty
10年ぶりのシチリア復帰が迫る元日本代表FW森本貴幸を巡り、現地では破談の可能性が伝えられたが、アクラガスのゼネラルディレクター(GD)、グラツィアーノ・ストラーノ氏が17日、クラブ公式サイトを通じて声明を発表した。
2006年夏にわずか18歳で東京ヴェルディからカターニアへ移籍し、6シーズン半にわたってセリエAでプレーした森本。今夏、セリエD(イタリア4部)に所属するアクラガスへの加入が囁かれており、かつて5年半を過ごしたシチリアへの10年ぶりの復帰が取りざたされている。
そんな中、シチリアでは、地元サッカー情報サイト『Goalsicilia』が「モリモトの登録が消滅」との見出しで報道。登録手続きに問題が生じたことから、アクラガス移籍が破談となる可能性を伝えた。すると、アクラガスは17日、公式インスタグラムを更新。ストラーノGDの声明を伝え、森本の登録手続きが前進していることを強調した。
「モリモト? 砂埃が舞い上がってしまったが、明確に伝えておきたい。ここ数時間の間、我々は管轄当局と協力の下で取り組みを行い、問題を解決した。登録手続きは最終段階へ進んだ。まもなく正式発表にたどりつくことができるはずだ」
シチリア訛りのイタリア語を話し、“マレモート(津波)”の異名で親しまれた森本。現在35歳を迎えた元カターニアFWの2013年以来となるイタリア復帰は注目されるところだ。