スペイン代表、ルイス・エンリケ監督の退任を発表。カタールW杯ベスト16で敗退
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RFEF(スペインサッカー連盟)は8日、ルイス・エンリケ監督が退任することを発表した。
スペイン代表は現在開催されているカタール・ワールドカップ(W杯)グループEで日本代表、コスタリカ代表、ドイツ代表と同居。初戦のコスタリカ戦で7-0と圧勝し、ドイツ戦では1-1のドロー。第3節の日本戦で逆転負けを喫して2位通過した中、決勝トーナメント1回戦ではモロッコ代表と対戦するも、PK戦の末に涙を呑んだ。
この結果を受けて、RFEFはルイス・エンリケ監督と袂を分かつことを決断。RFEFのスポーツマネジメントは「近年に達成された成長を継続させる目的として、スペイン代表チームのために新たなプロジェクトを開始する必要があると判断した」とのレポートをルイス・ルビアレス会長に提出したとのことだ。また、「代表チームの指揮を執った彼と、コーチングスタッフ全員に感謝したい」と声明を発表している。
現役時代にレアル・マドリーやバルセロナなどでプレーしたルイス・エンリケ監督は、現役引退後にローマやバルセロナなどを指揮。2018年から指揮したスペイン代表では家族の病気に関わる事情で一時指揮から離れる時期もあった中、昨夏のEURO2020ではベスト4入りを果たしていた。