パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが将来について言及した。フランス『Telefoot』が伝えた。
PSGのアイコンとして、2022-23シーズンも公式戦43試合41ゴール10アシストと圧倒的な成績を残したエンバペ。しかし、2023年夏のタイミングでクラブとの現行契約が残り1年に。また先日、PSGとの1年間の契約延長オプションを行使しないことをクラブ側に書面で伝えたことが明らかとなっており、今夏にも移籍する可能性が取り沙汰されている。
そんな中、『Telefoot』はエンバペのインタビューを掲載。2024年夏に退団することを決めているのか問う質問に対し、曖昧な言葉を返している。
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「僕が決めたのは、来季もPSGでプレーするということだけだ。そう言ったんだよ。1年の間に、特にPSGのようなクラブでは多くのことが起こる。2024年まで自分の将来を決めることはない」
スペイン『マルカ』はこの発言について、PSGと新契約を結ぶ可能性すら示すものだと指摘。これらのコメントを扱った記事にフランス『RMC Sport』が「今後1年で何が起こるかは分からない」という見出しを付けたことを紹介しつつ、フランス側ではエンバペの国内残留への希望が強調されていると読み解いている。
少なくともPSGとの1年間の契約延長オプションは行使せず、レアル・マドリー移籍の可能性が高まっていると報じられていたエンバペだが、状況は今後も二転三転することになるかもしれない。