レアル・マドリーが指揮官ではない形でジネディーヌ・ジダン氏を復帰させようとしているようだ。スペイン『アス』が報じた。
現役時代にレアル・マドリーにラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)などのタイトルをもたらしたジダン氏は、指揮官としても2016年から2018年、2019年から2021年にかけて同クラブを率いた。すると、ラ・リーガを2度、CLを3度制すなど並外れた成績を残している。
今回の報道によれば、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は再びレジェンドを呼び寄せることを目指しているという。とはいえ、カルロ・アンチェロッティ監督が少なくとも2023-24シーズン終了まで指揮するとみられている。
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したがって、指揮官としてではなく、アドバイザーのような役割で戻るようにジダン氏を説得する意向とのこと。クラブがジダン氏との縁を保っていることは大きな価値を持つとされており、2018年にラファエル・ヴァラン(現マンチェスター・ユナイテッド)、2022年にオーレリアン・チュアメニを獲得する際にも重要な存在となっていたようだ。
レアル・マドリーは今後、そう遠くない将来にパリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペの獲得を目指すとされており、同選手は以前からジダン氏がアイドルだったと語っている。そういった動きも含めて、フランス人指導者の招へいは見過ごせない要素となりそうだ。