今季30周年突入のJリーグ、マスカット監督が進歩に驚き「他のアジアのリーグと比べようのない大きな開き」
「2023Jリーグキックオフカンファレンス」が14日に行われた。
2月17日(金)に開幕が迫る2023シーズンの明治安田生命J1リーグ。それに先駆けて開催されたキックオフカンファレンスに、J1・18クラブの選手・監督が登場してそれぞれ意気込みを口にした。
唯一の“金J開催”では、昨季最終節まで優勝を争った川崎フロンターレと王者横浜F・マリノスが等々力陸上競技場で激突。その試合に向けて、タイトル奪還を目指す鬼木達監督は「開幕戦にふさわしいエキサイティングなゲームをしたいし、Jリーグを盛り上げる意味でもとにかく熱い試合がしたい」と、意欲を燃やしている。
対して、横浜FMを率いるケヴィン・マスカット監督はトップレベルを目指すクラブとしての責任を口にした。
「開幕戦で戦えることを誇りに思います。この間行われたW杯での日本の活躍と、そこから得た日本全体の盛り上がりというところで、引き続き自分たちが盛り上げていく責任があると思います。Jリーグを盛り上げる、そして全体的にプロモーションを懸けるにあたって、エキサイティングでエンターテイメント性のあるサッカーをする責任があると思っています」
また、Jリーグは2023シーズンで30周年を迎える。そのことについて問われたマスカット監督は、発展スピードに驚きを示した。
「この30年でJリーグはアジアナンバーワンのリーグになったと思います。Jリーグと他のアジアの国のリーグと比べても、比べようのない大きな開きが出ていると思います。この30周年を振り返り、どのようにここまで来たのかということも大事です。ここからより成長していく部分では過去を見るのではなく、とにかく未来を見て、アジア以外のリーグを参考に見ていくことも大事かなと思います」
1993年のスタートから節目の30周年となっているJリーグ。川崎Fと横浜FMによる開幕戦は、17日の19:00にキックオフを迎える。