FC東京を率いるピーター・クラモフスキー監督が、選手たちを称えている。
FC東京は7月1日、明治安田生命J1リーグ第19節で柏レイソルをホームに迎えて1-0で勝利。35分にディエゴ・オリヴェイラが今季10点目となる先制点を奪うと、FC東京はその後も集中したプレーを続けて連勝を手にした。
これにより、クラモフスキー監督にとっては就任後の2試合連続での無失点の連勝。試合後の会見に出席したクラモフスキー監督は、「選手たちが90分戦ってくれて誇りに思う」と集中力を保った選手たちを称えつつ、「後半の時間帯の中で学ばないといけないものがあった」とも口にした。
「クリーンシートで終われたのはすごく良い点だと思います。教訓となったのは(後半に)ボールをコントロールするところだったり、もう少し自分たちでボールを動かせたところがあったと思います。チャンスはもっとあったので、その中で2点目が取れていたらスタジアムが飛び跳ねるようになっていたと思います」
また、試合の中では交代を使い切った後に森重真人が右足を痛めた様子でピッチを出て治療を受けるアクシデントも。最終的には復帰したが、森重は右足を気にした様子で最前線に入り、松木玖生が急きょセンターバックに入った。クラモフスキー監督はそういった献身性にも賛辞を贈った。
「(松木)玖生はCBをよくやってくれたし、モリ(森重真人)は最後まで戦い抜いてくれました。サブの選手たちも出場した時には献身的に戦って、仕事をやり切ってくれました。彼らの信念や自分たちのやってきたものがしっかりと反映されたと思います。そして特別なサポーターがついていて、彼らが我々の背中を押してくれて勝ち点3が取れたと思います」