ブラジル移籍から約3カ月、松岡大起が感じる日本との違い「タフさはもっと必要と感じる」

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(C)Getty images
【欧州・海外サッカー ニュース️】U-22日本代表MF松岡大起は6日、オンライン取材に対応。3月に移籍したブラジルでの日々を明かした。

U-22日本代表のMF松岡大起は、6日にオンライン取材に対応し、3月に期限付き移籍したブラジルのグレミオ・ノヴォリゾンチーノでの日々を明かした。

今季のシーズンスタートこそ清水エスパルスでプレーしていた松岡だが、3試合連続で出場した後、ブラジル2部リーグのグレミオ・ノヴォリゾンチーノに期限付き移籍。近年、欧州に渡る若手が多い中、南米の地に足を踏み入れてさらなる成長を目指している。

移籍して3カ月ほどが経った中、松岡は「スピード感や力強さは、練習の中でも試合の中でもすごく感じています」と主張。加えて、試合遠征時の移動距離を含めた環境の難しさを説明しつつ、「限られた時間の中で、どうやったら自分の最高のパフォーマンスを出せるかを常に考えることができている。そこはすごく自分にとって新しい経験ができていると思います」と思いを明かした。

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今回の移籍は大きな決断となったが、「本当に自分自身が上手くなる環境、強くなる環境を求めて来た」と語る松岡は、ブラジルに来たことで感じている日本との違いを口にした。

「日々、感じているのは、日本のJリーグは止めて、蹴るがすごく上手い。そういったところは自分も負けていないと思っていたところがあったんですけど、やはりグラウンドがいい状況ではない時に、上に浮いたボールでもブラジル人選手はボールを止める技術がある。また、多少なりともボールが浮いたとしても体の使い方で、しっかりボールを隠すこともできる。そこは自分自身もっと成長しないといけないなとすごく感じています。力強さ、タフさは、もっと必要だなと感じています」

欧州遠征では、イングランドとオランダという強敵かつ大きな経験が積める相手との対戦が待っている。「自分の中で強度はすごく求めていますし、特に今までにないボールの奪い方だったりを自分の中で見せていかないといけないと思っています」と語った松岡。ブラジルで学んでいるボール奪取技術や力強さを前面に出していくことで、ピッチ上での存在感を示していきたいところだ。

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