日本代表森保一監督、日独ハーフGK長田澪を視察…昨年にU-19ドイツ代表デビュー

Mio Backhaus Germany 2021
(C)Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】日本サッカー協会はブレーメン下部組織のGK長田澪を視察していることが明らかになった。

ブレーメン下部組織でプレーするGK長田澪は将来的に日本代表入りの可能性があるかもしれない。同クラブのクレメンス・フリッツ氏は日本代表の森保一監督が先日訪問したことを明かした。

現在18歳の長田は日本人の母親を持つ194センチの長身を誇るGK。ドイツでは“ミオ・バックハウス”として登録されており、2018年にアーヘン下部組織から加入したブレーメンでは現在U-19チームでプレー。U-15からドイツ各年代別代表に選ばれ、昨年10月にはU-19代表でデビューを果たしている。

そんな長田に日本代表も興味を示しているようだ。ブレーメンでライセンスプレーヤー部・スカウティングのチーフを務めるフリッツ氏は『ビルト』で「先日、日本の協会から2人が現地でトレーニングを見学し、その1人はA代表の監督だった。彼はドイツのクラブを訪問し、当然ミオの成長ぶりを確認したのだろう」と明かした。

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「ミオはトップ級のタレントだ。我々は彼の成長にとても満足している。いつか、どの道(代表)を選ぶか考えることになるだろうが、まだ時期尚早だ。今はまだそういう決断を下さなくても良いだろう」

同氏は昨夏、長田との契約延長を発表した際、「ミオは大きなポテンシャルを持ち、この数年間で継続的に成長し続けている。我々のU-19チームで正守護神を務め、すでに昨シーズンも何度かトップチームのトレーニングに参加しており、そこでその能力を証明した」と言及。「今シーズンも定期的にトレーニンググループの一員になる予定だ」とも語っていた。

また、オーレ・ヴェルナー監督も当時、「年齢にしては非常に落ち着いており、ボールの扱いに関してもとても良い教育を受けている。そういった能力の部分と、非常に優れたGKとしてのプレーをキャンプでもその前のトレーニングでも見せてくれた。これからの彼の成長を楽しみにしている」と期待を寄せていた。

なお『ビルト』の記事のタイトルは「DFB(ドイツサッカー連盟)よ、警戒せよ!日本がこのドイツの若き新星を横取りを画策」。マヌエル・ノイアーやマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの後継者になり得る次世代の逸材と見るようだ。

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