フランクフルト、新監督はナーゲルスマン氏のアシスタント…トップメラー氏の招へいを発表

20230612_Dino_Toppmoller(C)Getty images

長谷部誠が所属するフランクフルトは12日、42歳のドイツ人指揮官ディノ・トップメラー氏を新監督に迎えることを発表した。契約は2026年までとなっている。

フランクフルトは先月上旬にオリヴァー・グラスナー監督が今季限りで退任することを発表。そして、その後任として、2020年夏~21年夏まではRBライプツィヒで、21年夏~今年3月まではバイエルンでユリアン・ナーゲルスマン元監督(3月にバイエルン指揮官を退任)のアシスタントだったトップメラー氏を迎えることが決定した。

90年代にフランクフルトを率いたことのあるクラウス・トップメラー氏を父に持つディノ氏は、2002-03シーズンは選手として当時ブンデスリーガ2部の同クラブでプレー。監督としてはルクセンブルクのF91デュドランジュで指揮を執り、同クラブを初のヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ出場に導く歴史的快挙を成し遂げたが、ブンデスリーガクラブを率いるのは今回が初めてとなる。

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そんなトップメラー氏だが、就任にあたって「アイントラハト・フランクフルトの近年の発展は印象的だった。自分の過去もあり、アイントラハトはずっと特別な存在で、このクラブが歩む道を常に追っていた。だから、またアイントラハトの一員になれることをなおさら嬉しく思い、私のコーチ陣、チーム、そしてクラブの従業員たち全員とともにこのポジティブな発展を促したい」と語ると、次のように続けている。

「マルクス・クレシェ(役員)やティモ・ハードゥンク(スポーツディレクター)との話は常に信頼感に満ち溢れて建設的だった。ここの歩みは私に合っており、目指すスタイルは一致している。選手としては2003年に当時のワルトシュターディオンで、ロイトリンゲン相手に6-3で勝利した試合でピッチに立ち、昇格を祝うことができた。素晴らしいエモーショナリティ、唯一無二のファンを持つ、ヨーロッパの真ん中にあるこのクラブに監督として戻ることは私にとって光栄であり、そしてそれと同時に挑戦を意味する。この先、ともに素晴らしいフットボール祭りを祝えることを確信している」

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