吉田麻也&イェンツのシャルケ“無失点コンビ“に独誌注目…次節も0-0ならブンデス史上初の4戦連続スコアレスドローに

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(C)Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】ドイツ誌『キッカー』は吉田麻也とモリッツ・イェンツが組むセンターバック・ペアのパフォーマンスが守備の安定につながっていると見るようだ。

10日のブンデスリーガ第20節でヴォルフスブルクと0-0で引き分けたシャルケは3試合連続スコアレスドローに。最下位チームの決定力不足問題が続く中、ドイツ誌『キッカー』は無失点の守備に注目し、吉田麻也のコメントを紹介した。

『キッカー』によれば、ブンデスリーガで1チームが3試合連続スコアレスドローを記録したのは約10年半ぶり。2012年8月~9月にフォルトゥナ・デュッセルドルフがボルシア・メンヒェングラットバッハ、シュトゥットガルト、フライブルクとそれぞれ0-0で引き分けたのが最後だという。

最下位に沈むシャルケとしては勝利が欲しかったとはいえ、第17節まで41失点を喫したチームとして失点0は今後に向けての好材料。守備が安定した一因を吉田と新しく加わったモリッツ・イェンツとのセンターバック・ペアの結成と考える『キッカー』はこれまで吉田はフランク・クラマー前監督の下で4選手、トーマス・ライス現監督の下でもまたさらに別の選手とコンビを組んできたことを指摘している。

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ヴォルフスブルク戦での吉田、イェンツのプレーにチーム2位タイの「2.5」を与えた同誌は前者のコメントを紹介。「前半戦によくあったように、毎試合のようにパートナーを変えるのは簡単なことではないですね」と振り返ると、23歳のイェンツについて「彼は若いけど、豊富な経験を持っています。それに彼の落ち着いた雰囲気は僕たちのプレーに好影響をもたらします」とも称賛していた。

なおシャルケは19日に行われる次節でウニオン・ベルリンと対戦。『キッカー』曰くこのアウェーマッチも同じスコアで終われば、シャルケはリーグ史上初の4試合連続スコアレスドローの“珍記録”を達成することになるようだ。

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