アンチェロッティ、Bチーム18歳FWアルバロ・ロドリゲスのトップチーム昇格明言「来季から私たちの選手になる」

Alvaro Rodrguez
Getty Images

レアル・マドリーは25日のラ・リーガ第23節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアトレティコ・マドリー戦を1-1の引き分けで終えた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、チームの同点弾を決めたカスティージャ(Bチーム)FWアルバロ・ロドリゲスが、来季トップチームに昇格することを明言した。

スコアレスのまま迎えた後半、FWアンヘル・コレアの退場で数的優位に立ったレアル・マドリーだったが、セットプレーからDFホセ・マリア・ヒメネスのヘディング弾を許して失点。しかしその後、CKから途中出場のA・ロドリゲスが、こちらもヘディングシュートを決め切って同点に追いついている。

前節オサスナ戦で1アシストを記録した18歳A・ロドリゲスは、ダービーで記念すべきトップチーム初得点。アンチェロッティ監督は、着実に結果を残している193センチのウルグアイ人FWについて、来季正式にトップチームに昇格させることを明言している。

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「A・ロドリゲスは来季トップチームでプレーする。それは稀有なクオリティーの持ち主だからだ。その年齢、身長の高さ、力強さもあり、ボールをうまく扱え、ヘディングもできる。今季残りも彼が必要かどうかは考えなくてはいけない。カスティージャでのプレーと両立できると思うが、とにかくラウールと話をしたい」

3連勝を逃した2位レアル・マドリーは、翌日にアルメリア戦を控える首位バルセロナとの勝ち点差を7までしか縮められず。バルセロナに10差まで広げられるチャンスをつくってしまった。

「ラ・リーガは終わりか? アディオスではない。が、前よりも困難になってしまった。私たちは最後まで戦うし、それでどうなるか見てみようじゃないか」

「失点したのは、アトレティコも素晴らしいクオリティーを持っているからだ。グリーズマンは素晴らしいプレースキッカーだし、ヒメネスのヘディングシュートも素晴らしかった。リヴァプール戦の疲労? フィジカル的なものよりメンタル的な消耗があったかもしれない。まあ、当たり前だよ。12月30日からの50日間で、17試合目だったのだからね」

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